適職フェアを徹底的に活用する裏技を教えます。適職フェアで、適職の情報収集だけしていたらもったいない!適職フェアは、転職のプロによる履歴書添削、企業への自己PRなど、無料なのに利用価値がいっぱいですよ。
適職フェアは、いわゆるテスト形式での適職診断をしてくれるところではありませんが、適職を見つける上では、有効活用すべき絶好の機会です。適職フェアというのは、転職・就職、あるいは新卒者など求職者を対象として開催される企業合同の会社説明会のようなものです。主催する企業によって、参加する企業の業種は変わってきます。適職フェアでは、企業の情報収集だけではなく、履歴書や職務経歴書の書き方や、面接で好印象を与えるためのマナーをレクチャーするなど、同じ会場内で転職や就職の役に立つセミナーを開催されていたりして、転職に便利なサービスが集まっています。しかも、全部無料です。転職を成功させるには、このサービスを利用しないのは非常にもったいないです。自分の適職をすでに見定めた人も、これから探す人も、適職フェアのサービスを誰よりも使いこなして、転職を成功させましょう。適職フェアを徹底的に活用するための裏技をいくつかご紹介しますね。
適職フェアは、気軽に参加できるのが魅力ではありますが、社会人としてのマナーは忘れないようにしたいものです。筆記用具とメモ帳は持参しましょう。また、清潔感がある服装を心がけてビジネスマナーはしっかり守りましょう。万が一、「ここいいかも」と思える企業に出会ったときのために、履歴書や職務経歴書も準備できるといいですね。適職フェアで企業ブースに入った時には「はじめまして。こんにちは」などの挨拶と、席に着く前には必ず「失礼します」 を忘れないようにして下さいね。適職フェアのブースは、面接会場ではありませんが、企業の人事担当者は、採用を視野に入れてやってきています。それに、普通に考えて、いい印象をもたない人に、いい情報を与えたいとは思いませんよね?適職フェアで企業と自分のいい関係を築いて、業界や会社についての情報を教えてもらうには、基本的に、最低限のビジネスマナーは必要だということを覚えておいて下さい。
適職フェアで自分を企業に売り込む方法を教えますね。まず、適職フェアに出展する企業をできれば調べておきます。その中で自分を売り込みたい企業と、情報を集めたい企業を分けます。そして、自分を売り込みたい企業用には履歴書と職務経歴を書いてもって行きます。適職フェアには、できれば開始直後に入場しましょう。そして、自分を売り込みたい企業から順番にまわります。情報収集をしたい企業は後まわしにします。適職フェアの開始直後は、企業ブースを空いていて、企業の担当者の人も比較的余裕があるので、ゆっくり話をしやすいのです。そして、担当者の人と直接話する機会を作って、タイミングを見て「御社を受けたいと思っていますが、私の経験がお役に立てないでしょうか?」などといって、履歴書と職務経歴書を見てもらいます。次の人が待っているので限られた時間です。その中で、一番手短に、誤解がない様に自分を伝えられるのは、やはり履歴書と職務経歴書なんです。そして、自分の言葉で手短に、熱意を込めて経歴とその企業でやりたいことを伝えられるといいですね。自分の言葉で、手短に自分のことを伝えるというのは、実は難しい技術です。ひとつの会社でうまく出来なくても、繰り返すことでだんだん上手になってきます。面接の本番の時にも役立ちますから、何社でもがんばって自分を売り込んでみて下さいね。